防犯・防災フィルム

OTA390 (凹凸ガラス用防犯フィルム)

分子勾配膜とは?

接着強度が高い低分子膜間に高強度高分子膜を入れた構造の高性能粘着膜で、携帯電話や電子部品にも採用されている逸品です。

分子勾配膜詳細 ⇒共同技研科学株式会社のホームページをご参照ください。
両方の分子膜は、共にアクリル系粘着剤なので有害物質は含みません。

  • 低分子膜は柔らかいので、粘着が非常に強くガラスの凹凸面に良く接着します。
  • 高分子膜は強い粘着強度を保持して、従来の凹凸型ガラス用のような粘着剤のはみ出しが殆どありません。

この分子勾配膜を約200ミクロンもの厚さにしたことによって、粘着剤 のはみ出しが無い驚異の粘着力(19ニュートン/25mm) を実現することができました。
引き剥がし強度は、凹凸型板ガラス上での実測値です。(平板ガラス上では29.5ニュートン/25mmと更に高くなります)

凹凸ガラス用防犯フィルム OTA390

OTA390 OTA390の仕様
PET層 190ミクロン
粘着層 アクリル系分子勾配膜 200ミクロン
性能
(4mm型板ガラス上)
JISZ0237適合
EN356 P1A適合
常態粘着力
施工24時間後
SUS:28.5N/25mm
平滑ガラス:29.5N/25mm
型板ガラス:19.0N/25mm
伸び率 165%
引張強度 970 N/25mm
ハードコート 表面ハードコート 硬度3H対応
UVカット >98% UV処理剤入りです
ロール標準サイズ 980mm幅x15M
880mm幅x15M
ポリカ製より窓ガラスにはPETが最適・安心

住宅建物の凹凸型ガラス用に500ミクロン厚程度のポリカーボネイト(ポリカ)製防犯フィルムが市販されています。ポリカの防犯フィルムは、熱膨張率がガラスの約7倍と高いので、ガラス面に貼った場合、剥がれる危険性を懸念していました。そして現実に、西日があたる窓のポリカ防犯フィルム全面貼りでは、剥がれたとういうクレームが発生しました。
ポリカ製防犯フィルムは今後とも、昼夜の温度差、真冬の収縮で、自然剥離が心配です。
窓フィルムに多く使われているポリエステル(PET)は、2軸延伸法によって製造されており、(プリテンション)が掛けられていて、温度が上昇するとガラスとの密着性が更に良くなる傾向があります。

コメントは受け付けていません。